こんにちは、まぐろです。せっかくゲンを作ったので他のデッキも使ってみようと思い、偶数ウォーロックのデッキを考えてみました。
しかし、僕は屍山血河のグルダンを持っていません。こまったなぁ...。
と思ってデイリーでもらったクラシックパックを引いたんです。そしたら
ん?
イリダンストームレイジ...?同じレジェンドだし、なんかいかついし強いに違いない!名前も似てる!この人を採用しよう!
りすと
あばうと
あまり深くは聞かないでください。ただのグルダンなし偶数です。レジェンドなんて1枚しかいれられないし引けないこともあるからオッケーなのです。長期戦が得意なデッキでもないし...。
グルダンなしで勝てるのか?そう思う人は多いと思います。しかし正確に言えば、「勝てるデッキが減る」といった方が正しいでしょう。このデッキにはドゥームガードもタールロードもドレッドロードすら入れられないので、悪魔を復活させるといっても限界があります。リーヴァーはバフされていません。つまり、主にヒロパ目的で採用することになります。
ではグルダンがない場合、すなわち3点ヒロパがなくて困るのはどういったシチュエーションか?というと、
- vsアグロ
- あと3点(以下)足りない!(おもにvsコントロール)
こんなところではないでしょうか。
vsアグロ
まずvsアグロですが、生命奪取がついた3点ダメージほど便利なものはありませんね。グルダンまで持ちこたえられればあとは撤退戦です。よって、グルダンがいないことでアグロに押し切られても返す手がありません。
とはいえ、そもそもグルダンは10コスですしアグロ相手に間に合わないことも少なくはありません。AoEや除去はそこそこ搭載されていますから、グルダンの有無でそこまで左右されるものではないと思っています。
あとでも解説しますが、このデッキはコントロールデッキではありません。そういう戦い方ができないわけではないですが、メインのプランは山の巨人で顔面を詰めたり、相手の勢いを序盤から押さえつつ戦っていくビートダウンです。3、4ターン目で山の巨人を召喚する展開の早いデッキなので、グルダンを使わずに勝つのが望ましいのです。
コントロール3点足りない問題
あと3点足りない!問題についてはないと困ることは多いです。リーサルがそれだけ遅れますし、vsコントロールにおいてはそれが勝敗を分けることもあります。雄たけびの悪魔復活も有意に働きます。コントロール戦は長引きますからね。
ということで、コントロール相手には勝ちにくくなるということが言えそうです。ただ今の環境はotkだったり、アグロ~ミッドレンジくらいのデッキが多いので勝率としてはそこまで低くならないと思います。
グルダンがなくても...
結論として、グルダンがなくても案外何とかなる。コントロールには弱くなりますが、今は奇数ウォリアーくらいなのでマッチしたらあきらめましょう。
それ以外のデッキとはちゃんと渡り合えるデッキです。グルダンが必ずしも必要とは限りません。あくまで最終防衛ラインなのです。
戦い方

基本的には偶数ウォーロックですかららしい戦い方をします。すなわち、コントロールじゃないんだよ!と心に留めておいてください。山の巨人でバチバチ顔を殴りに行くデッキです。コントロールのような動きができないわけではありませんが、そう多くはありません。山の巨人の全力パンチで試合が終わることの方が多いのです。
このデッキには深刻な資源不足により終末預言者が入っていませんができればいれたいところです。またサンフューリーの護衛がいれば強力なガードになってくれたりもします。もちろん僕はもってません。(これらのカードはイリダンを作るよりも安いコストで作れます)
vsアグロ
山の巨人やトワイライトドレイクを着地させましょう。そのためには終末預言者などが有効です。冒涜でもいいかも。実は僕は終末預言者持っていないのですが(!)、なくてもなんとかなることはあります。しかしあって困ることはありません。人によっては必須レベルだと思っているはずです。
そして相手の最大火力と自分の体力をよく確認するようにしてください。必要に応じて回復や、挑発のカードを使う必要があります。鉤手のリーヴァーは体力が15以下でないとただのバニラ悪魔なので、回復のリスクも忘れてはいけません。
いつでも巨人を出せば勝てるわけではないのです。
vsコントロール
「Against slow decks, you want to tap, tap, and tap at the start.」
ライフは気にしなくても大丈夫です。それよりもさっさと顔をボコボコにすることに努めてください。ただでさえ恐ろしいカードがおおいのにこのデッキにグルダンはいません。そもそもこのデッキは長期戦向きではないので、長期戦用のカードがなければまず勝ち越すのは至難の業です。プレイヤースキルがずば抜けて高いとありえない話ではないかもしれません。しかし、僕のようなプレイヤーには荷が重いですし、むしろ戦略を単純化できるのでこれはこれでいいのかなと思います。
思考力が問われるデッキを使いこなす前に心が折れてしまっては元も子もありません。とりあえず初めてつかってみるんだけど...という人や、まだハース始めたばかりだよ!なんて人にはむしろ入ってない方がいいかもしれません。戦う準備ができていないのはこちらのほうです。
DKグルダンをもっている、自分ならうまくプレイする自信がある、という余裕がある人は上のリンクから確認してみてくださいね。
真実を話す時が来た
さて、それではイリダンの使い方ですが...お分かりの通り、単なるバニラです!
正直偶数だしついでに入れたれ~くらいのノリでした。そもそも、イリダンと相性よくないんです。
そもそも、イリダンをうまく使うには何枚ものカードを使わなければいけません。しかし偶数ウォーロックはそういうデッキではない。むしろミッドレンジのようなカードバリューを意識して戦うデッキです。というよりほぼミッドレンジです。なのでトークンをたくさん並べたりできないのでそもそも相性はよくなかったのです...。おとなしく終末預言者を作ろうと思います...。
これもみてイリダンを作ろうなんて人はまずいないと思いますが、それなら先にグルダンや終末預言者を作ってください。
まとめ
- DKグルダンがないと長期戦は不向きである
- もともと3、4ターンに山の巨人やトワイライトドレイクを着地させて圧倒的なアドバンテージを取るデッキである
- イリダンが入っているということは戦う準備ができていない
よいこのみんなはイリダン・ストームレイジをひいたら終末預言者を作ろう!!!!