こんにちは、まぐろです。ウォーブレもサービス終了してしまい、ハースストーンかMTGをやっている人がほとんどです。寂しいですが、あまりに村すぎたので仕方ありません。
ウォーブレが好き、もっといえばカードゲームがガチで好きだった人にオススメのゲームがあります。「グウェント」です。
10/25 homecomingアプデが入り、ついに正式リリースしました!やったね!
基本プレイ無料のオンライン対戦型カードゲーム、「グウェント ウィッチャーカードゲーム」の正式版が遂にリリース! 戦略的に組まれたデッキやブラフを駆使して、世界中のライバルやフレンドと戦おう。
— Gwent JP (@Gwent_JP) 2018年10月23日
無料でダウンロード: https://t.co/3mlx1WIQ8u #グウェント pic.twitter.com/WVSp9yo6sU
グウェントとは?
CD Project RED からリリースされたデジタルカードゲームです。その原型になったのは、恐ろしく売れたオープンワールドRPG「WITCHER 3」のミニゲームです。僕もプレイしましたが神ゲーの中でも群を抜いて優れた作品でした。
さて、そのスピンオフであるグウェントですが、ルールが現行のDCGとは大きく異なります。どちらかといえばトランプゲームに近いかもしれません。7並べ的な。とにかく、プレイ動画を見てみましょう。
ライブ放送なので長いですが、とりあえず数戦みてみましょう。
10/25現在、homecoming環境では全く別のルールとなっています。ところどころ遅れていますが、頑張って直していきます。とはいっても、基本的なルールはそのままです。基礎的な概念はそのまま生きると考えてよいでしょう。
ゲームボード
homecoming後でかなり変わりましたね~。変更点をざっくりまとめると、
- ボードが3列→2列に
- マリガンが3回→4回に
- 先行は「戦術的優位」カードがもらえるようになった
とりあえずこんなところでしょうか。
ボードが2列になったからといってシステムにあまり影響はありません。むしろ考えることが減ってよかったです。
マリガンは回数が増えたのと、マリガン対象が表示されるようになりました。同じカードを引かなくなるのでとてもいいと思います。
戦術的優位カードは後攻の選択の幅を考慮したものでしょう。僕もぶっちゃけよくわかりませんが、後攻有利なのは間違いないのでどれだけ変わるか楽しみです。
勝利条件
全3ラウンド中、2ラウンド先取で勝利です。各ラウンドでは、出したカードの合計値が高いプレイヤーが勝利します。カードによってはステータスを増減させる能力を持っているのでそれをうまく扱いながら戦っていきます。 これはhomecomingでも変わりません。
ゲームの流れ
- 互いに1枚ずつボードに出していく
- パスはどのタイミングでもでき、両者がパスするとラウンド終了
- その時点でポイントの合計が高い方がラウンド勝利
最初の手札は10枚で始まり、第2ラウンドで2枚、第3ラウンドで1枚カードを引くことができます(ラウンドごとにマリガン可能)。パスはいつしても自由なので、わざと相手にラウンドを取らせ、カードを温存することもできます。
ラウンド終了時にボードのカードたちは墓地に送られます。
デッキ構築のルール

最低限ゲームを行うのに必要な枚数(25枚)と上限枚数が設定されていて、その間でデッキを組みます。他のゲームと異なる点として、カードにコスト(右側の数字)が設定されています。その間であればいくらでもカードを入れることができます。
- ブロンズ-無制限(1種類につき3枚まで)
- ゴールド-4枚まで(1種類につき1枚まで)
このルールにしたがいます。もちろんゴールドを一切採用しないデッキも可能ですが、現実的ではありません。相手がゴールドを惜しみなく使うのにこちらが縛る必要はありません。
なお、初期カードにゴールドカードがあるので、始めたてでも戦えるデッキを組むことは可能です。まずは既存のデッキに慣れてから、物足りないところを補うカードを入れていけばいいと思います。どのカードを使えばいいか、なんてなかなかわかりませんからね。
デッキについては下でも解説してます。
5つの勢力に分かれる
デッキは5つの勢力に分かれていて、それぞれ使えるカードが異なります。
しかも!そこからさらに「リーダーカード」で戦略が大幅に変わります!
homecomingではリーダーにも変更が加えられ、例えば僕が使っていたフォルテスト王はかなりのデバフを受けました。トホホ。
北方諸国
かんたん。というか他が難しい。横に並べるのが得意で、バフを用いて強化していくシンプルなデッキを組むことができます。とりあえずここから始めましょう。なんとなくアグロな戦い方が得意ですね。
スケリッジ
難しい。墓地利用や複雑なバフを用いて戦います。個人的に使うの苦手なのであまり解説はできません。他のカードゲームで言うならミッドレンジが得意かな。
スコイア=テル
難易度はデッキタイプによってまちまち。幅のある戦略が得意なのがその理由。試合中にマリガンすることでバフができたり、かなりトリッキーです。ミッドレンジ〜コントロールな勢力です。
ニルフガード
かなり難しい。相手の場に置く密偵カードがあり、相手にポイントを与えるかわりに大幅なバフなどのアドバンテージを得ることができます。が、コンボを理解するのが非常に大変です。いわゆるコントロールって感じですな。奇数ウォリアーっぽいので嫌いな人も多いかも。
モンスター
かんたん。モンスターの中にいくつか勢力があるのでどのカードを使うかによって大幅に戦略が変わります。味方を捕食してバフするカードや、ボード全体に干渉するカードなど、本当にいろいろできます。ハースストーンではローグとかドルイドみたいな戦い方ができます。多分。
基本的にあんまりコンセプトは変わらない気がしますが、カードテキストはほぼ全面的に変わっているので注意。
グウェントのよさ
- 上位カードの枚数制限があるため、極端に高いデッキがない
- トップ勝負になりにくいシステム
基本的な設計はどのデッキでも変わらないので、カード面での極端な差が出ないのが個人的にすごくいいと思っています。初期ゴールドカードもかなり強力です。それだけに実力がそのまま出やすいということでもあります。
ラウンドごとにマリガンができ、手持ちのカードだけで勝負します。出せば勝てるカードが多くない上に、安易に切り札を使ってしまうと後のラウンドで試合がきつくなることもあります。それによって劇的な逆転が少ないのはマイナスポイントでもあります。
ただ、「戦略的なパス」という概念が存在するのはほかのカードゲームにはあまりないのではないでしょうか。そこがいいポイントではありますね。
グウェントのクソポイント
- プラットフォームが少ない
- なれるまでに時間がかかる
- 情報が多くない
スマホ版がないのが圧倒的なビハインドでしょう。ps4とxbox oneには対応していますが、外出先でできないのは痛いです。まだオープンベータなので正式リリース時にアナウンスがある可能性はあります。10/25のhomecoming時点ではありません。
ゲームシステムは複雑です。1手のミスで勝敗が決まることはザラにあります。しかしそれはグウェントが奥深いゲームであることを表しています。
あまり人口が多くないので情報が少ないです。もちろん僕も発信していくつもりですがウォーブレレベルなのは確かです。しかし、それは日本に限った話で海外にもユーザーがいます。それでも、情報のソースが海外メインとなるとハードルは高いかもしれません。
他にもデッキのコピーができないのが個人的に不満です。ハースストーンですら最近の話ではありますが、後発ならばその機能があってもいいはずなんですけどね。homecoming来てもできませんし。
難しいが、クオリティは高い
ゲームとしての完成度が高く、それだけにゲーム自身の難易度が高いです。ですが、コアなカードゲームファンならきっと楽しめるはずです。共にグウェントの沼に浸りましょう。
リンク
グウェント攻略データベースさんのHC環境初期デッキまとめ。この中から適当に作って遊んでみよう。
Luwakさんのメタレポート。僕なんかよりよほど深い話をされているので、嫌いなリーダーのところだけでもみてみよう。非常に参考になります。
GwentUpさんのデッキビルダー。テキストが日本語なのが〇。