こんにちは、まぐろです。
最近sekiくんがマリガンとラウンドの取り方について語ってましたので、僕もなんか書こうと思って書いております。
なんかランク厨が沸いたのでこのブログの方針を補足しておくと、「さっきグウェントはじめた人が自分でググれるようになる」ことを目標にしております。さすがにさっき始めた人よりはうまいだろうってことでランクにこだわりすぎないようお願いします。ちなみに最高でランク10です...。
そもそも自分のデッキの強みがわからない件

よく僕がわからなくなるのは、使っているデッキがロング型なのかショート型なのかということです。そもそもロング、ショートは明確に決まった定義があるわけではないのでいってしまえばかなり不親切です。みんな雰囲気でグウェントをやっている。
ひとまずは代表的なカードから向き不向きをみてみることにしましょう。
ロングとショートを考える
ではそもそもロングとショートはどこから変わるのか。それぞれ得意とするカードをみていこうと思います。
オールドスピアチップはみんな「ショートに強い」と言ってくれるはずです。1枚で12点!なんともわかりやすいカードです。「ラウンドを短くする(ショートに強い)≒少ないカードでポイントを伸ばせる」という感じになりそうですね。ラウンドの長さは使ったカードで決まりますし、オールドスピアチップ+何枚かでラウンドを取ることもできます。
ではロングは?コルヴォのヴィソゴタなんてどうでしょう。使ったカードの枚数に比例する効果なのでこれも「ロングに強い」とみんな言ってくれるはずです。「ラウンドを長くする(ロングに強い)≒複数のカードでポイントを継続的に伸ばしていく」としましょう。コルヴォのヴィソゴタをカードが2枚しかないときに使うのはもったいないですね。それで勝てるなら問題ありませんが、それなら別のカードでもよいわけです。
どっちが強いの?
ロングとショートのことをなんとなくわかった気になってきましたね。では今度はモンスターと北方諸国を例に対戦を考えます。
まずモンスターが1Rでオールドスピアチップを置いてパスしたとします。1枚で12点出せるのはオールドスピアチップしかいないので相手は大変困ります。1枚では到底返せないからですね。
ロングに強い構成の場合、切り札を何枚か使わないといけないので後半がかなりきつくなります。
もちろん対処するカードはあります。リヴィアのゲラルトを使えばおしまいです。自分が何枚もカードを使うと有利になるロングデッキの場合、こういった除去カードを入れるべきでしょう。
3Rはどちらが有利でしょうか。
ゲラルトを使えたロング側は切り札も残っています。1Rをとった北方諸国は2Rにパスすればロングとして戦うことができます。ロング型は時間がかかる代わりに、かなり大きな点数をつくることができるのが特徴です。
オールドスピアチップはもういないので相手の下位互換のブロンズカードでロングを戦うことになります。かなりショート側が不利です。
ショート側の不利を解消するにはゴリアテ、オールドスピアチップ:睡眠や、オズレルを入れるbig構成にする方法があります。これが現在のTOP Tierデッキです。リヴィアのゲラルトは5枚とか入れられませんからね。
コストの低い除去カードを入れることもあります。ロング型の切り札はスタッツがクソザコであることが多いので低コストの除去カードでも十分対処できるはずです。
逆にモンスター側が1Rをブロンズメインでとったとします。モンスターのブロンズはロングの方が都合がいいので2Rはショートめになることがあります。そうなるとモンスターには勝てません。
ゲラルトを持っていればなんとかなるかもしれませんが、北方諸国のロング型カードではオールドスピアチップに勝てません。オールドスピアチップの点数を覆すにはもっと多くの手札が必要だからです。
というわけで、残っているカードによって戦況は変わるのでどっちが強いとかはあまりないみたいです。
ロングでもショートでも1Rをとりたいのは同じ
こうなるとより問題になるのは1Rを取れるか否かです。
- 北方諸国が1Rを取ることができれば相手のショートを防げます。2Rにパスして手札を増やせるからですね。
- モンスターが1Rを取ると2Rにアグレッシブにプレイできます。仮に失敗しても3Rが残っているので負けることはありません。
もちろんそれだけで決まるわけではなく、1Rで北方諸国がゴールドばかり使っていたら3Rで押し切られますし、モンスターが2Rにアグレッシブにプレイしすぎてデッキに切り札がないと3Rはかなり厳しくなります。
自分のデッキのタイプを知る
自分のデッキについて知ることは非常に重要だと言えるでしょう。自分のデッキがどんな動きに対して弱いのか、あるいはどんな動きをすると勝てるのか。リーダーについて知っておくのも手ですね。特に盤面に直接干渉してくるタイプには気を付けなければいけません。イースネ、デトラフ、アダなんかがそうでしょう。自分が使う場合には最大限生かす使い方をしなければいけません。
とにかくまずは自分のデッキの強みを知ることが大事です。弱みはプレイしていて負けたゲームを振り返ればわかるようになります。グウェントはフィードバックが早いですからね。そのときの指標としてロングとショートがあるということです。