こんにちは!まぐろです。
前回はパッチノート全体のざっくりした考察をしましたが、北方諸国だけは多すぎてどうしようもないので個別にやることにしました。
現在のメタ
北方諸国は今までと全く異なるカード群になりました。相手の反応を待たず点数を稼ぐスタイルはそのままですが、その安定性や伸びしろが大きく改善されました。Team AretuzaのMeta Snapshot #10でもフォルテスト精鋭兵がTier1となっています。
キーラ・メッツ
大きな変更はいくつもあります。まずはキーラ・メッツ。昔のアビリティのことを思い出してもしょうがないので割愛して現在のアビリティを考えます。
7という高い水準の戦力値、実質的なエンジン、汎用性の高さ、シナジーの多さとかなり恵まれたカード。しかもコストは10と比較的安く点数のコスパ(コストあたりの戦力値)が極めて高いです。北方諸国の3点を下回るカードはかなり少ないので邪魔されない限り確実に点数になります。
シナジーカードがトップメタではないので今のところ必須ではないと思っていますが、扱いやすく強いのはいいことです。
ロッシュ:冷血漢
ポケモンマスターロッシュも全く別のアビリティになりました。
シナジーが強化され、コスト通りの点数を簡単に出せるようになりました。精鋭兵を増やしてパヴェッタで戻し、ドラウグにつなぐという流れが現在の北方諸国でよく見かけるコンボとなります。亡霊兵から射程がなくなったことで腐ってダメージが出ないことはなくなったのも追い風です。ちなみに2ダメージと精鋭兵だけでコスト分は回収できます。
ランク15周辺で見かけるカードはこのあたりです。特にロッシュから精鋭兵、ドラウグとつなぐコンボはほぼ必図採用されています。北方諸国を始めるなら「ロッシュ:冷血漢」と「ドラウグ」を用意するのがよさそうです。
メタ外の考察
他にも大幅に変更されていますが毎回見かけるというほどではありませんし、扱いやすいとは言えないカードもあります。
マッド・キヤン
マッド・キヤンは使いやすくなった(?)代わりにふざけた点数を出せなくなりました。1枚にポイントが集まるようなデッキは現在のメタではありません。横に並べるデッキの方が多いので青天井というわけにはいきません。
しかも点数がぴったりだとキヤンが燃えます。シーヒルのような効果でテンポロスが激しいですね。足りないか多いブーストにする必要があります。めんどくさい。そしてどちらにせよ相手にターンを渡してしまう特徴は変わっていません。まだまだ使いやすいは言えませんね。
ファリバー
こちらは非常に扱いやすくなりました。最大で6点ものダメージを出すことができます。コスパも3ダメージで10点バリューとまずまずといったところ。ドラウグの点数調整役なんかにも使えそうな性能です。毎回見かけるというほどではありませんが、単純に強いですしこれから見るようになる気がします。
血まみれ男爵
少しわかりにくい能力ですが簡単に言うとブースト対策カードです。初期化を持つカードはあまり多くなく、それでいて実用に耐えるものは何枚かしかありません。
というのも、初期化はそれなりに有用な効果なのでベース値が低く設定されがちです。スペルも2枚しかありません。縮小魔術がバフされたので以前より入りやすくなりましたが、血まみれ男爵は7点確実にプラスになるという点で有利です。
コストが重めなのでテックカードとして正直コスパはよくありませんが、ブースト量が極端なデッキが多い時には非常に有用ですね。
レイナード・オド
シンプルなエンジンカードになりました。しかしエンジンは他に強力なカードがありますし、9コストというのも中途半端で率先して使いたいカードではない印象です。
ヴァンダーグリフト
エンジンだったヴァンダーグリフトは便利部門のカードになりました。今のところ継戦を持っているカードはほとんどないので大きなアドバンテージでしょう。継戦は数値化しにくいの能力の一つですが、2ラウンドにわたって5点を提供するのでとりあえず10点と考えています。コストは8なのでコスパ良好。
別のラウンドにポイントを持ち越すのって評価しにくいですよねー。ちなみに元のアビリティは黒のレイラに移りました。
ジョン・ナタリス
彼は生まれつき体が弱く...。なぜかサーチカードになってしまいました。
軍事で検索して出てくるのはこれだけ。使うのか?ちなみにフレイルは8点出血(兵士の数だけダメージになる)に効果が変わっています。使うのか??
まだまだ調整されたカードはありますが、こんなところでいいですかね...。他はめったに見ませんし...。後からどんどん追加していくつもりです。